身体の中でいちど壊すと取り返しがつかない一生ものとして「歯」があります。
その「歯」のメンテナンスについて、特に「歯石除去」のところで、便利なので持っておいた方が良いものを紹介したいと思います。
それは、糸ようじです。
ちなみに歯間ブラシではありません。
以下、糸ようじにたどり着いた経緯を書いておきたいと思います。
定期検診のクリーニングで歯石除去はかなり痛い
私はこれまで、歯の定期検診を1年に1回はするようにしていました。
で、そこで必ず痛い思いをするのが、歯石除去のクリーニングです。
経験のある方ならわかると思いますが、まず口のなかが血まみれになります。
除去中も、歯と歯茎の間の深いところに潜んでいる歯石がこびり着いてなかなか取れないと、何度も引っ掻くような感じで器具をゴリゴリされるので痛いです。
※歯石除去はこんな感じで行われています(引用元サイト)
この「痛み」、なんとかならないものかと思っていました。
クリーニングの痛みを抑えるのは歯石があまりない状態にしておくこと
で、痛みを抑える対策としては、歯医者からの話だと、
1)歯石化する前にクリーニングをする
2)歯石があまりつかないようにする
ということのようです。
1)は検診の間隔を短くすることなので何となく敬遠で、2)に取り組むようにしました。
で、「歯石がつきにくくするためには」ということで、「糸ようじ」や「歯間ブラシ」のどっちにするかを考えて、まずは「歯間ブラシ」を使ってみました。
が、これを使っても、歯石除去クリーニングで、毎度、固い歯石ができていて、除去のときの痛みは同じままでした。
そこでなんで?と考えてみたのですが、
よくよく考えると、歯間ブラシだと、下図のような「歯と歯茎のあいだ」まで届かないではないか、ということに気づきました。
というわけで、もう一つの道具である「糸ようじ」のほうを使いだしました。
糸ようじは、歯と歯茎のあいだまで入る
で、これは実際に使ってみるとイッパツで分かることなのですが、
糸ようじだと、歯と歯茎のあいだを普通に掃除できます。
絵面がわるいので写真は載せませんが、Youtubeの動画がありましたのでリンクを貼っておきます。
この動画の1:00あたりで説明されていることが、「歯と歯茎のあいだの掃除」のイメージとなります。
糸ようじを使うことで、歯石が一番硬くなるところの歯垢を落とすことができるので、
これまでよりも歯石の量を減らして、クリーニングの時に何度もゴリゴリされることがなくありました!
ちなみに糸ようじの形としては、他のもの↓を試してみましたが、
私は、縦型のタイプ↓が使いやすかったです。
また安売りしてるものがありますが、これは使っている途中で、どんどん糸の部分が切れていきますので、途中からちゃんと汚れが取れてのか「?」です。
ちゃんとした品質のものであれば、↓のようなものもありますので、いろいろ試してみるのがいいと思います。
とうわけで、歯石除去のときに痛みを抑えられないか悩んでいる人は、糸ようじを使うようにしてみてはと思います!