私は2歳の子供がいますが、1歳の時にアレルギーがあることがわかりました。
それが魚だけではなく、大豆という、幅広く食材に使われているものがアレルゲンだとわかりました。
結果、保育園からは給食ではなくお弁当持参に切り替えてほしいという要請が来ました。
で、どうせ子供のお弁当を作るなら、大人の分もお弁当に切り替えたほうが効率的だということで、家族全員分のお弁当を作ることに決めたのですが、、、
ほどなくして壁にぶち当たりました。
目次
妻一人で弁当を作るのは時間的・体力的に長続きしない
はじめお弁当作りは、料理好きの妻が「やる」と言ってくれました。
妻は、冷蔵・冷凍をするオカズを日曜日に作って、作り置き弁当で対処していました。
が、あるとき妻のイライラが爆発しました。
なぜなら、3人分を月曜〜金曜の5食分作成するとなると、日曜日のお昼に作り出したとして、3時間〜4時間くらいかかるのです。
これは体力的にもかなり苦しいし、何より日曜日がお弁当づくりだけで終わってしまうことへのイライラもあったためです。
よって、話し合いをして、夫婦で分担して作ることにしました。妻が3日分で、私が2日分です。
ただの冷蔵保存のレシピはダメ。手間がかかって作れない。
さてここで、今度は私にハードルが課せられました。
なぜなら、これまでお弁当を一回も作ったことがなかったからです。しかしやると決めたからにはやるしかありません。
よって、早々にAmazonでお弁当のレシピ本を買い漁りました。
はじめは、「冷蔵・冷凍・作り置き」というキーワードで、レシピ本を買いました。
が、これの半分くらいは、すぐに使えないことに気づきました。
何が使えないかと言うと、「手が込んでいる」のです。
材料も、1つのオカズに複数の材料を使っていて、当然ながら、それをやりきるだけのスキルも根性もありません。
ただ、いくつか買った本のなかで目についたのが、「レンジでつくるお弁当」というジャンルでした。
レンジでチンするだけのお弁当レシピ本を集中的に集める
この「レンジで作る」ジャンルは、基本的には、一品に対して、一材料がほとんどです。
なので、これだと調理をしている最中でも、キッチンの上にあるのは1材料だけでゴチャゴチャすることはありません。
しかも作り終えると、基本的には材料を使い切るので、次のオカズを作る時には、キッチンはスッキリした状態で作れます。
なので、これは便利!と気づいてから、レンジの弁当レシピ本を集めました。
それがこれらの本です。
ちなみに、当然ながら買ってみたけど、ちょっと違う、、、という本は何冊かありました。
これは勉強代だと思って目をつぶった方がいいと思います。
それから、やらない方がいいと思ったのが、妻のレシピ本をそのまま使うというやり方です。
妻と私とでは、もともと料理スキルに差があるわけで、上手い人が使っている本を、初心者が使っても挫折するだけです。
なので、自分に合ったものを自分で見つける、というのが鉄則だと思います。
本にはジャンルごとに付箋を全部貼る&一番手軽なものに目印をつけておく
さらに、レシピ本を使うなかでやって行った方がいいのは「付箋を貼る」ということです。
はじめ、子供のアレルギーがあるため、アレルゲンのないオカズはこれだけである、というのを付箋で貼っていたのですが、アレルギーに関係なくても、やっておいた方がいいことが分かりました。
理由としては、よく母ちゃんや妻がいう「今晩なに食べたい?」と同じやつです。
今週はなにを作ろうか、というときに、本の中を一から探していると、決めるだけでとても時間がかかります。
自分が食べたい・食べた方がいいな、と思うものはコレコレというのを決めておけば、選ぶために時間は必要ありません。
それから、いちど作ったオカズで、簡単で美味しかったりしたものは、メモの紙などを挟んでおきます。
そうすると、疲れてお弁当づくりが億劫になるときにはそのレシピを使う、といった工夫もできません。
ついでに言うと、レシピ上の分量なども、自分の家に合っていなかったら、ボールペンで修正してしまうのがいいと思います。
そうやって行くと、1ヶ月〜2ヶ月くらいで、お弁当作りのサイクルは、色んな意味でどんどん精度が上がっていきました。
レンジでチンに必要な容器を揃える
それから、これは妻がもともと少しの量で使っていたものを大量に増やしました。
我が家で使っているのは、こういったシリーズです。
ときには、オカズの種類によっては、長いものもあったりするので、何種類かは揃えておくととても便利だと思います。
ちなみに今使っている容器のメリットは、蓋に溝がなかったりパッキンと一体になっていたりで、洗いやすいというのもメリットです。
汁がこぼれにくい弁当箱&いれる袋
また、実際にお弁当を持って行くようになるとたまにイラっとするのが、汁がこぼれてカバンが臭くなる、というやつです。
それがあってから夫婦それぞれで幾つか試してみましたが、最終的にたどり着いたのがこちらのお弁当箱です。
この弁当箱は、密閉性というメリット以外にも、以下の点もオススメです。
・仕切りが最初からついている
・パッキンと蓋が一体なので洗いやすい
特に「パッキンと蓋が一体」というのは、保存容器でもそうですが、洗うのが楽、というのはかなり大きいです。
ちなみに、はじめ私だけ使い始めましたが、そのうち、家族全員分をこのシリーズに買い換えてしまいました。
ただしこのお弁当箱でも、空気抜きに失敗したりすると少なからずお弁当の汁がこぼれてくることがありますので、私は妻の助言にしたがって、ジップロックを使い出しました。
これで大正解だったと思っています。
ちなみに、ジップロック内でこぼれてしまったら、新しいジップロックに取り替える、というサイクルを回しています。
お弁当にするメリット ※コロナ状況下でも継続
そして最後に蛇足的に、、、ですが、
2020年3月から日本を襲っている新型コロナウイルスによる、テレワーク環境下において、
このお弁当サイクル(週末に作って、平日に食べる)というのを続けています。
もちろん、子供は自宅におりますが、このいつものサイクルを継続することで、スーパーで買うものを変える必要はないし、
お昼ご飯に外食にいって、余計に出費する割には、栄養バランスが偏ることもないし、
何より、日曜日の半日は「やることがある」状態になるわけです。
なので、お弁当作りの必要に迫られている人は、ぜひ「レンジのお弁当レシピ」というジャンルを試していただければと思います!
ちなみにはじめはこんな感じでオカズの種類も少なかったですが、
だんだんと調理時間がかからなくなってくると、オカズの種類も増やせていけるようになりました。