社会人になると、多くのシーンでメモや議事録をとることになります。
もちろん、ノートパソコンが支給されていて、会議などで直接入力が許されている会社文化であればパソコンを使った方がいいのです。
が、そうでない場合や、取引先との打ち合わせではパソコンを開けないシーンもあるかと思います。
そういうときには、ペンとノートにならざるを得ません。
何色ボールペンを使うか
で、普通の黒一色のペンだと、あとでノートを見返したときに、どれが決定事項で、どれが自分のタスクであったかを探してしまうことがあるのでは
ないでしょうか。
そうなると黒以外の色も欲しいところではありますが、3色や4色のボールペン、これは正直オススメしません。
まず打ち合わせのときに、色を変えるために「カチッ」という音がしょっちゅう出るのはあまりよくないと感じます。
また、打ち合わせ内容の議事録で、決定事項や検討事項をカテゴライズするために、青・赤・黒・緑を使い分けていても、慣れてくれば、いずれは黒と赤くらいの2色くらいしか使わなくなるからです。
しかも、自分が「この人は仕事ができる」と思う何人かの人の打ち合わせノートを観察してみると、大抵は1色で、それをツリー構造や表形式でメモしているのが分かります。そして自分もかくありたいと思っています。
なぜなら、ツリー構造や表形式でまとめてある資料を見てると、本当に分かりやすいからです。その先輩方は、人へ説明するのも非常に上手いです。
色を多用するのは議論を構造化するのを妨げる
仕事ができるとは、この状態のことだと、自分で思い描いています。
それならあえて初めから1色~2色で議事録をとるようにしておいて、ノートの取り方を工夫して上手く書けるようになるまでの訓練時間の短縮と位置づけて、少ない色で書いてみるのがいいと思います。
ここで幾つも色を使って、「決定事項は赤」「残課題は緑」「要望は青」「・・・」というようにしていると、文章の構造化の訓練にならず、いつもどおり話された順番でノートに議事録を取っていく、という状態から抜け出せなくなると思われます。
ちなみに、↓は私が使っている、赤黒2色とシャーペンの多機能ペンです。
2色あるので、私はこれで決定事項・自分のタスクなどに赤で印をつけるようにしています。まだ、その場で表形式やツリー構造にまとめることはできませんので。。。
また形状が細いので、持ちやすいだけではなく、ノートに挟んでおいても、胸ポケットに入れても邪魔になりません。
この種のペンは太くて嫌だ、という人には最適ではないかと思います。
そして最後に、決して安物感はありませんので、客先で使っても恥ずかしくないです!