我が家は、夫婦に3歳児が1人という家族構成なのですが、3年くらい前からキャンプに行くにようになりました。
で、そのキャンプのときに、我が家のクルマ(スバル:インプレッサ)は、ワゴン型とはいえ、
キャンプ道具一式を入れるには、トランクを全部使って、後部座席を1つ潰して、ルームミラーで後ろが見えません、というくらいに詰め込む状態になっていました。
これは本当に、毎回が大変で、しかもルームミラーで後ろが見えないというのがそもそも危なかったりするので、どうにかならないものかと本当に悩んでいました。
しかも我が家の車は、どう見ても、標準装備として、車のうえに載せる造りになっていないのです。
なので、そもそも載せれないのではないか、と思ったりもして、悩みながらも長らく放置してきた課題なのですが、
このほど、車の上に荷物を載せるアイテム(ベースキャリア+ルーフキャリア)をあれこれ調べて、遂に取り付けることができて、感動的に快適になったので、そのことをご紹介したいと思います。
目次
必要なモノ・条件を洗い出す
もともと、うちのクルマは、屋根の上に荷物を載せる標準装備が見当たらなかったのと、マンションの駐車場が地下で、高さ制限があるため、そのあたりの下調べから始めることになりました。
まずは、車の高さと車庫の高さ制限を調べて、少しスペースがあることが分かったので、そのスペースに入るモノを調べることになりました。
必要なモノ
で、これは本腰で調べてみて初めて知ることですが、
車の屋根に標準装備(ルーフレール)がない車種では、大きくは2種類のアイテムを買わなければなりません。
1つは、ベースキャリアと呼ばれるものです。そして、その上に載せるルーフキャリアと呼ばれるものです。
それぞれこんなやつです。
で、2つ買えばいいのかと思ったら、
なんと、ベースキャリアは部品が全部バラバラで、ベースキャリアを留めるための留め具(ベースキャリア・ホルダー)と、ベースキャリア・バーと、その両端のフットと呼ばれるパーツが必要ということが分かりました。全部で3つのパーツです。
車の屋根に標準装備(ルーフレール)がない場合、この3種類のアイテムが揃って初めて荷物を置ける土台(ベースキャリア)が出来るということが分かりました。
必要な条件 車庫の高さ・揃えるべき種類
ちなみに、これらのアイテムは、メーカー✕車種ごとに買う種類が決まっているので、必ずホームページなどで確認してください。
私の場合は、PDFファイルに載っていましたが、そこに取り付けた場合の車の高さも記載されていました。そして、購入すべきアイテムの組み合わせも確認できます。
これで何を買うかや、高さなどの条件はすべて確認できます。
そして余談ですが、はじめは私は、この取り付け作業は、AUTOBACSでお願いしようと思っていましたが、アイテム代+作業費(AUTOBACS)と、Amazonで購入+作業(自分)とした場合に、1万円以上の差が出てしまうことになったので、自分でやることにしました。
ベースキャリアを自分たちでつける。1人では難しい。
それでは、まずはベースキャリアの組み立て~取り付けです。
これらの3つのアイテムを使います。
ここからはもう手順書のとおりに組み立てるしかなくて、自宅の部屋のなかで組み立てました。
途中経過の写真はこちらです。バーとホルダーを組み立てていきます。ここまでは1人で問題なくできます。
で、ひとまずはこの状態のまま、車のうえに持っていきます。
このとき、2本のバーの取り付け場所は、「約何センチの間隔をとる」みたいな説明書きがありますので、メジャーが必須になります。
そしてこの作業は、メジャーで測りながら、クルマのあっちとこっちで位置を決めたりするので2人作業でないと苦しいと思います。
所要時間でいくと2人だと作業自体は30分程度かと思います。ただ、微妙なズレみたいなものが気になって、やり直しで時間がかかるかもしれないと思いました。
そしてやっとの思いで位置を固定して取り付けると、初期状態はこんな感じです。フットがむき出しのままの状態です。
そして最後に、フットのカバーをつけると完成で、感じになりました!
次は、この上に載せるルーフキャリアの部分について書いていきたいと思います。ひとまずここで必要だったアイテムをまとめておきます。
ルーフキャリの種類を一通り確認してみる → ルーフバックを購入
はい、次は、ベースキャリアの上に載せるルーフキャリアという部分の検討です。
ネットで検索してみると、何種類かあって、大きく分けると次の3つ(ルーフボックス、ルーフキャリア、ルーフバック)かな、というところです。
私の場合の選択条件は、しごくシンプルで、地下駐車場の高さ制限があるため、ベースキャリア以上に何かを載せて車庫にクルマを入れることは不可能ですので、
取り外しが簡単なもの、ということで、3つ目のルーフバックというもの1択となりました。
これをクルマに取り付けてみるとこうなりました。
そしてこれを早速クルマに取り付けてみると、こんな感じです。
ちなみに私の買ったルーフバックはこちらなのですが、
クルマと固定するベルトが8本で、自分のクルマのベースキャリアは横に2本なので、ひょっとすると8本のうちの4本しか使わないのかな?と思っていましたが、
実際に使ってみると、8本全部を2本のベースキャリアー・バーに止めればより一層安定するので全部使えばいいと思います。
それからこれは使ったあとに気づいたことですが、
ベルトがヒラヒラしていると、走っている最中に風を受けて、ヒラヒラ部分がクルマのボディを叩くことになって、これが結構うるさい&ちょっとドキドキするので、短くなるようにしておいた方が安心安全だと思います。
そしてキャンプの積荷が超絶快適になりました!
で、いよいよキャンプに行く時に荷物を詰め込んでいってみましたが、はじめはこんなので、
続々と入れていきまして、、、
最終的にこんな膨らみになりました。
ちなみに、これによって、クルマの中がどうなったかというと、
トランクの部分はこうなりました。
ルームミラーの隙間があるのが分かると思います。ちょっと調整すると、こうなりました。
そして、今までは、後部座席の半分は完全に潰していたのですが、これによって、完全にスペースを確保できて、助手席の足元にかさばるものを置くのみで総てを収納することができました。
冒頭でも記載させていただきましたが、
キャンプで荷物を積むのに悩んでいる方は、トランクの荷物のせいで、きっとルームミラーが完全に塞がれてしまって、ドアミラーでしかクルマの後方を確認できない、という状況なのではないかと思います。
しかも、車内もキツキツで、座る隙間もあまりない、みたいな状況になっているのではないかと思います。
が、荷物をクルマの上に載せれるようになると、本当に車内スペースが出来て、キャンプの行き帰りのクルマの中が劇的に快適になります。
なので、もしマイカーに、ルーフレールのような屋根の上に載せる標準装備がなくても、パーツを買うことで実現できるようになりますので、
毎度々々の、キャンプの荷物搭載で悩んでいる方は、是非、ベースキャリア・ルーフキャリアで快適な車内を実現していただければと思います!